スケートパークとは?
スケートパークとは、スケートボード・インラインスケート・BMX(ボード、ブレード、バイク等の頭文字を取って、近年ではB3スポーツと呼ばれています。以下B3スポーツ)等の滑走が出来る専用のスポーツ施設をスケートパークと言います。
しかし、ここで勘違いして頂きたくない事があります。
ここで言うスケートパークとは、単なるスケートボード場ではありません。
本来スケートパークとは、複数の形状の異なったセクション(傾斜路)を配置して、愛好者がそれぞれのスタイルで競技をする専用の施設です。
ただ単に、公認でスケートできる場所と言うだけでは愛好者は満足しませんし、10人10色のスタイルでそれぞれの愛好者や競技者に好まれる施設で無ければ、スケートパークを作る意味は有りません。
また近隣の町にスケートパークがあるのでしたら、まったく異なったコンセプトのスケートパークを作る事を、私達はお勧めします。
なぜなら、そこに行かなくても隣町にあるのですし、まったく同じ施設を貴方なら利用しますか? 利用者も半減しますね!?
これらのB3スポーツが他のスポーツと最も異なる部分として、競技に使用されるパークの形状や規模・セクション数等に決まりが無い事や、競技の内容に「必ずこの技をしなければならない」、「この技をしたら反則」等が無い事にあります。
また公共の施設なのですから、上級者向き、大きいセクション等の偏ったパークを作っても意味がありません。
最初から全国大会が開催できる規模(高難易度)のパーク等を考えるよりも、まずは地元の利用者、愛好者と十分に話し合いを持って、それぞれの町や市に合ったスケートパークをお考え下さい。



スケートボード場と言うのでしたら、平坦なコンクリート又はアスファルトの舗装がされた専用の場所であれば良いと思われますが、現在ではこれらのB3スポーツも、それぞれに細分化されてきており、従来のスケートボード場では対応できなくなりつつあります。
一番利用者の多い地元のスケーターの希望に合わせた、レベルやセッティングを十分に考慮してください。
これらの勘違いや箱物財政的に見よう見まねで作られるスケートパークにより、現在スケートパークは増える傾向にありますが、時代遅れなコンセプトや利用者を無視した作りにより、愛好者に利用されない施設も少なくありません。
もし、その様な状況でしたら一度ご相談頂ければ、ご希望に沿ったご提案をさせて頂きます。



好まれるスケートパーク
では、どの様なスケートパークが愛好者や競技者に好まれるのか、順を追ってご説明させて頂きます。
好まれるスケートパークには、いくつかの共通点があります。
それらの共通点とは、「そこに行かなければ滑る事の出来ないセクション」や「10人10色のラインが取れるパーク」、「メンテナンスが行き届き、定期的に変化を付けたパーク」、「イメージしたラインから反れても、滑り続ける事の出来るパーク」等のバランスの良いパークとなります。
どこにでもある様な形状のパークは飽きられますし、10人10色の滑りが出来ないパークも飽きられます。
またメンテナンスの行き届いていないパークは、怪我やボードの破損も考えられ、大変危険です。
メンテナンスに関しましては、素材や規模によっても異なりますので、後にご説明させて頂きます。
そして最も日本のパークが遅れている要素に、「イメージしたラインから反れても滑り続ける事の出来るパーク」が挙げられます。
分かりやすく言うと、初心者から中・上級者までが楽しめ、なおかつ10人10色のラインで滑れる、町独自の独創的なパークとなります。
よって町や市独自の考えを打ち出し、独創的なセクションを持った、スケートパークが愛好者に最も好まれます。




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